ダートスコート誕生物語
1989年、アメリカ カリフォルニア。
ダートスコート社のウイリアム社長は、最高のバイククリーナーを作るため、USヤマハファクトリーでハードに使用された泥と油にまみれたマシンを、来る日も来る日もテスト洗浄し続けていた。
ヤマハファクトリーからの第一の要望は「こびりついた泥や油汚れを最短時間で落とす事」。そして「シートや樹脂パーツのくすみや汚れをすみやかに取り除き、できるだけ長く新車に近い状態をキープする事」だった。そのために、ウイリアム社長は洗浄力の強化だけでなく、プロテクション効果のある成分を入れることにした。洗浄後、樹脂パーツが軽く光沢を帯びるのは、この成分のお陰だ。また、いくら強力で汚れがズバッと落ちても、環境に悪いものでは話にならない。そこで、バイオ科学を基盤に開発された生分解性をもつ物質を使うことにした。